受験対策

まずは早めに過去問を確認し、問題の雰囲気を知ることをお勧めします。(過去問の問題文のみHP上でも確認できますが、小説や論文等の本文は著作権の関係上削除されています。文系教務課(人文学研究科担当)窓口で全文閲覧することができます。)理論や文学史はある程度暗記することも必要ですが、院試では時間内に一貫性のある記述をすることが求められますので、「書く」練習もしました。

大学院入試関係

授業

大学院の授業は講義形式のものもありますが、演習で発表する授業の方が多くなります。2コマ連続のゼミは、基本的に最初の1コマで2人が発表し、次の1コマで受講者全員が討論するという形式です。博士前期課程・後期課程関係なく先輩方も一緒に発表してくださいますので、相談しながら準備をすることができます。学部生の時にあまり発表の授業がなかった方もいらっしゃると思いますが、安心して受講してください。

修論

修論の構想発表は、博士前期課程1年の春学期に1回目、9月に2回目、2年の7月に3回目があります。2年間で単位を取り修士論文を完成させることはかなりハードスケジュールになりますので、研究計画はできるだけ具体的に立てた方が良いと思います。

その他

日本文化学講座では国内外問わず他大学との研究交流も積極的に行なっています。2018年度は台湾大学、木浦大学、東国大学、立教大学などの皆さんと合同研究会を開催しました。自分が研究しようとしている作家や時代だけでなく、幅広い分野に触れることができる良い環境だと思います。
また超域文化社会センターのアソシエイトになると、名古屋大学で開催される学会の準備や運営に携わることもできます。博士前期課程のうちから、様々な研究会や学会に聴講だけでなく、発表者や運営の手伝いとしても参加することで多くのことを学べると思います。